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米大リーグのドジャース・黒田博樹投手(35)が15日、マツダスタジアムでの自主トレを打ち上げ、今季の目標に、ワールドチャンピオンと200イニング登板を掲げた。
黒田は正面を見据えて、キッパリと言い切った。「(200回超えは)毎試合、6〜7回を安定して投げられれば。試合を作ってチームに貢献したい」。過去にメジャーで日本人投手の200回超えは1996年、97年、2002年、03年の野茂英雄(ドジャースなど)と、07年の松坂大輔(レッドソックス)の2人のみ。11勝をマークした昨季は、メジャー自己最多の196回1/3を投げたが、今季は日本人投手3人目となる“大台突破”を自らに課す。
来月10日には36歳の誕生日を迎える。200イニング登板には、先発として中4日での登板が不可欠となる。年齢が疲労回復などの大敵になりそうだが、「壁を感じたことはない」と、不安を一蹴した。
この日はキャッチボールやダッシュなどで体を動かし、「例年通りに球場を使わせてもらって、いい状態で(米国に)戻れる」。メジャー4年目の戦いに向けて、コンディションは万全だ。
16日に渡米し、2月17日(現地時間)から始まる春季キャンプまで、ドジャースタジアムで最終調整を行う。「ワールドシリーズを目指して戦いたい」。投手陣の屋台骨を支え、必ず世界一を手にする。
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ドジャースの黒田博樹投手(35)が15日、マツダスタジアムでの自主トレを打ち上げた。16日に米ロサンゼルスに出発する右腕は、メジャー4年目の目標を日本人投手3人目の200イニング登板に定めた。
【写真で見る】広島での自主トレを打ち上げたドジャース黒田博樹投手
「肩の状態は去年と同じくらいいい。当然、ワールドチャンピオン目指して戦いたい。(1試合)100球メドで6、7回、毎試合安定した貢献をしたい」
昨季の投球回は196回1/3。日本人メジャーリーガーで200投球回達成者は野茂英雄(4度)、松坂大輔の2人だけ。大きな目標となる。
ド軍とは1年契約で、オフには古巣・広島に戻る可能性も高い。「今年で野球人生が終わってもいいくらいの気持ちでやる」。“最後”の大リーグ・シーズンへ、確固たる決意で向かう。
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米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手が15日、マツダスタジアムでの自主トレを打ち上げた。
この日はダッシュやキャッチボールなどで体を動かした。広島では11日間の自主トレ。「例年通り球場を使わせてもらい、いい状態で(アメリカへ)戻れる」と納得の表情で話した。16日に渡米しドジャースタジアムで練習を再開。2月17日(現地時間)から始まる春季キャンプに備える。
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広島の新人9人が12日、マツダスタジアムで合同自主トレを開始した。練習前にはドジャース・黒田博樹投手(35)からプロの心得として20分間講義を受けた。ドラフト1位の福井優也投手(22)=早大=は「理想」と言う大投手からの数々の言葉に感激しきりだった。
◇ ◇
サプライズだった。新人合同自主トレの開始前、マツダスタジアムの施設内。“先生”として現れたのは、日米通算131勝のばりばりのメジャーリーガー・黒田。約20分の講義の中、質疑応答の時間で、福井は黒田からいきなり指名された。
緊張しながら「今、何をすればいいですか」と質問すると、「注目をされて大変だろうが、飛ばしすぎるな」と、答えが返ってきた。前日の入寮時には早大1年時に飛ばしすぎて失敗した過去を振り返り「自分のペースが大切」と、肝に命じていた福井。大エースの言葉は、まさに金言だった。
2人は実は初対面ではない。昨春、早大野球部が米アリゾナでキャンプを行った際、キャンプ中の黒田と遭遇した。
言葉も交わし、ブルペンでの投球を見て、デジタルカメラで動画も撮影した。「すごくきれいで無理のない理想のフォーム」と、今でも大切に保存している。そのあこがれの投手が「会ったことがある」と話したことを聞かされると、「覚えていてくれた」と一層、感激した。
黒田が「15年間、やってきて感じたことを率直に話した」と話した通り心技体の「心」の部分の大事さや、「現状に満足するな」の教えも響いた。さらに黒田自身が27歳時に母・靖子さん(享年60)を亡くした経験もあり、親孝行の大切さも説いた。これらすべてが福井にとって貴重なプロでの心得だった。
この日の練習初日は、ダッシュ、キャッチボールなど2時間、みっちり汗を流した。真横で黒田や前田健がキャッチボールなどを行う姿を目に焼き付けた。
福井は練習後、「(黒田さんも前田健も)走っているだけでオーラがあった」と、目を輝かせた。「きれいな球場で、これからここでやるんだ、という気持ちになった。気持ち良かった」。黒田から「芯がしっかりしている」と評された鯉の黄金ルーキーが最高のスタートを切った。
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